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ひろしの日記

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写楽と豊国

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 絵画鑑賞をしてきた。受付の前に掲載されたポスターの顔はお馴染みの写真だ。場内に掲載された数百枚の絵画の内、写楽と豊国の絵は数枚で他は豊国一派のものだった。描かれている内容は歌舞伎芝居と相撲を取材したものが多い。文化文政時代の国民の関心事の多さが偲ばれる。一点だけ強姦の場面のものが一枚あった。現在の週刊誌と比較すると臨場感の欠如を感ずる。筆使いの繊細さは雪中華の表紙絵に使わさせてもらっている吉岡充画伯の手のように繊細なものだ。油絵のタッチとの違いを観る。
 絵画のタイトルは「江戸の美と装い」となっている。浴衣スタイルの女性も散見されたが、浴衣スタイルで靴を履いている人が散見された。なんとチグハグなことだと思ったが、私の感受性の誤りなのだろうか……。 
by imurahiroshi | 2016-07-19 05:23